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コンサルタントコラム
「オーナー経営者がハッピーリタイアするために準備しておくべきこと(その1)」

「オーナー経営者がハッピーリタイアするために準備しておくべきこと(その1)」

2020年09月02日

一言に「経営者」といっても様々な形態があります。
 
①自身が創業者でかつ、筆頭株主でかつ、代表権を持っている
②自身は創業者ではないが、筆頭株主(もしくはその子息)でかつ、代表権を持っている
③自身は創業者ではなく、筆頭株主でないが、代表権を持っている
④自身は創業者ではなく、筆頭株主ではなく、代表権も持っていない(取締役社長など)
この中でも①と②の経営者を「オーナー経営者」と私どもは呼んでいます。
 
この「オーナー経営者」は自身が一線を退くための準備を用意周到にしておかなければなりません。それは「承継すべきものが多い」からです。承継すべきものとしては、
 
a.株式(オーナー権)を誰に承継するのか
b.社長業(経営権)を誰に承継するのか
c.個人として資産を誰に承継するのか
 
があります。cに関しては会社とは関係のない部分なのでここでは論じませんが、aとbはオーナー経営者として最後の大きな仕事になります。
 
その中でaの株式(オーナー権)の承継に関しては「ハッピーリタイア」のために一番重要な部分になります。それを考える軸としては
 
「誰に株式(オーナー権)を承継するのか」
「いくらの価値を付けるのか(付くのか)」
 
があります。人生を掛けて普通のサラリーマンでは考えられない重圧と多忙を極めていたオーナー経営者には誰よりも引退後の人生を満喫する権利があると思います。
そのためには「金銭的」なことは避けることはできません。単純に金銭的なことを考えれば株式(オーナー権)を第三者の法人に売却することが一番、多くの対価を得れます。しかしながら、それが残った従業員にとってベストな選択かどうかは別問題です。
また、退職金に関しても、苦労した分、多く取るべきですが、それは会社のキャッシュから出ていくものなので(引当をしている場合が多いですが)、多くとれば取るほど会社のキャッシュは目減りし、キャッシュが十分でない会社の場合は資金繰りに問題が生じることもあります。
自身の引退後の幸せな人生と、引退後の会社の運営への影響の2つのバランスをどのように取るのかを早い段階で考えておく必要があります。
 

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