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コンサルタントコラム
「オーナー経営者がハッピーリタイアするために準備しておくべきこと(その2)」

「オーナー経営者がハッピーリタイアするために準備しておくべきこと(その2)」

2020年09月04日

オーナー経営者のリタイアを考えるキッカケ・タイミング・年齢には様々なものがあります。
 
「事業承継〇〇〇セミナー」というような案内では「60才になったら考える必要があります・・・」というものが多いようです。
しかし、実際は考えるキッカケ・タイミング・年齢は様々です。
 
よく聞くお話として、
 
①これまで健康であったが、病気で入院を余儀なくされて、考えるようになった。
②自身の「親」の介護が必要となり、その時間を取られるようになる会社経営に費やす時間が十分に取れなくなってきた。
③周りの経営者仲間、同業の経営者仲間がリタイアをするようになってきた。
④ある経営課題が持ち上がった時にこれまで全て自身の即時決断で進めてきたが、その決断が鈍ったり、判断を誤ったりして、「経営者脳」としての衰えを感じた。
⑤業界を取り巻く環境が法令改定などにより激変し、その流れに自社の規模だと乗り切れないと考えるようになった。
 
最近、弊社へのご相談のキッカケとして増えているのは②と⑤です。
 
「事業承継の準備をキチンとしておきましょう」という話をあちこちで聞きながらも、現実的には①〜⑤とも、ある日、突然にやってきますので、十分な準備ができないまま、事業承継を進めなければならないのが実際のところです。
 
とは言え、全く準備をしていないと上手な承継はできないので、最低限でも以下のことはしておく必要があります。
 
1.自社の企業価値がいくらになるのか、以下の2点で知っておく
①子息に自社の株を売却した際の相続税
②第三者に売却した際の企業価値
 
2.財務内容を綺麗にしておく
①オーナー個人の資産と会社の資産が完全に分離されている(不動産や家や自動車など)
②在庫や土地・建物を「時価評価」した決算書を別途、作成しておく
 
3.株主構成を整理にしておく
①原則、三年以上、顔を合わせていない少数株主の株は引き取るなりして整理しておく
②オーナー自身が意思決定できる66.7%を持つようにしておく
 
辺りでしょうか。
 
いざ、事業承継がスタートすると上記以外にもやるべきことはたくさんありますが、まずは、上記を整理しておくところから準備をスタートさせればよいと思います。

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